2008年02月27日
ケーソンが危ない
以前に実家に帰った時に、面白そうな本があったので読んでみました
一応、建築士のハシクレ(免許を持っているダケ)たまにはムズカシイ本を読まねば
・・・・・・
明石海峡大橋 建設のお話です
技術者の苦労が伝わってくる内容で、面白かったです
その文中に聞き慣れた名称が 「ケーソン」
その文字を読んだ瞬間、頭の中は西港へ・・・
この本でのケーソンは「吊り橋の下部構造」つまり主塔の基礎の事で、工場制作の鋼鉄の箱を現地に沈め内部の水を抜きながらコンクリート流し込んで造るそうだ・・・
水中でセメント固まるのか?とアホな疑問を抱きつつ 直径80m 高さ70mってどんだけコンクリート入るの?
どうやら私たちが乗っているケーソンとは違うようだ
さっそくWikipediaで調べてみる
『ケーソン(caisson)とは、防波堤などの水中構造物として使用され、あるいは地下構造物を構築する際に用いられるコンクリート製又は鋼製の大型の箱のことである。箱といっても、例えば明石海峡大橋の主塔基礎とした鋼製ケーソンは高さ65m、直径80mという巨大なものであった。
港湾工事や海洋工事では、波浪や潮流の条件が厳しい場合や、海底の支持層が比較的浅い場合によく用いられる。具体的には、ケーソンを沈めて海底に設置し、防波堤や橋梁の基礎とする。あるいは連続的に設置して海底トンネルを構築することもある。海で用いるケーソンは、陸上工事のケーソンと区別するため、設置ケーソンと呼ぶ。』
・・・・・
なるほど、どちらも箱なのね 箱に乗って釣りしてるんだ!!
さて本題
ケーソンを設置すると、そこで流れが複雑となり海底の土砂を洗い流す「洗堀作用」が起こる
ケーソンが傾く
・・・山の下の堤防??
よし 次は青函トンネルの本だ
Posted by 器用貧乏 at 18:59│Comments(2)
│読書
この記事へのコメント
半年前の記事にコメ
山ノ下のアレはケーソンではないですね、あれは只の
マスコンクリートですね。
ちなみにコンクリートは乾燥して固まるのではなく、
化学反応で硬化するので水中でも硬化します。
俗に言う水中コンクリートってやつで、普通のコンクリート
よりもセメント量が多いんです。
みなとトンネルはケーソンですね、多分。
山ノ下のアレはケーソンではないですね、あれは只の
マスコンクリートですね。
ちなみにコンクリートは乾燥して固まるのではなく、
化学反応で硬化するので水中でも硬化します。
俗に言う水中コンクリートってやつで、普通のコンクリート
よりもセメント量が多いんです。
みなとトンネルはケーソンですね、多分。
Posted by しんぺー at 2008年08月20日 00:57
しんペーさん 流石 有資格者ですね
で 山の下 いつ沈むと思います?
で 山の下 いつ沈むと思います?
Posted by 器用貧乏 at 2008年08月20日 08:34
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